ベランダに出たら”春”がいた。

風、空、匂い、光。少しずつだけどもう確実にいる。暖かい日差しとまだ冷たい風のバランスのなんといいことか!

先日、やっとライブにいけた『松下美千代トリオ』のアルバム『FREE』がそんな時間をより豊かにしてくれています。私達Good Ole Music Bandのアルバムを作っている頃、ベースの工藤精氏が時期を同じくして制作中だったことから、完成したCDを聴かせてもらい、その素晴らしさに息を呑みました。

ライブでは曲がどんな経緯で作られたのかを美千代さんから知ることができたり、やっぱり圧倒的に違うのは「自分」の思いが詰まった曲を「自分」で支配するところ。表現が難しいけど、大胆でいて繊細で、自由でいて彼女の定義みたいなのも感じて。彼女が曲の説明をする言葉と、弾いているピアノの音色がリンクして、すごく綺麗な景色もみえた。でも演奏してる時、頭でそんなこと考えてないんだろうな。いや、考える派なのかな?

そこには長く続けているから分かり合える斉藤良氏の、どこにいて何をするか瞬時に音をよく”見てる”ドラムと常にその先に挑戦するようなベースの工藤精氏で、いってみたら誰も安定を求めず常に進んでいく感じが、逆にとてもどっしりとしていて、ライブ中、本当に息が止まりそうなくらい魅了されてました。一曲ご一緒した時のあの感じ、最高に気持ち良かった!良くん精ちゃんとは演奏したことあったけど、美千代さんとは初めてで嬉しかった。トリオ、これまた格別ね!ありがとうございました。またぜひよろしくお願いします(´◡͐`) 復帰後は5月からライブらしいので、それまでCDをたくさん聴いて待っていようと思います。

音楽っていいね。

Translate »

Yoshie Sakamotoをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む