父の話

連日、父の話で失礼します。
さらに、あまり嬉しくないお話しをここで皆さんと共有することが自分自身嫌だったのですが、家族と相談の上、皆さんにお話ししたいと思います。

今年の8月中旬、父が体調を崩しICUに運ばれました。いくつも病気を抱えていますが、最終的な病名は腎不全と診断され、その日から透析治療も始まりました。この写真は、父が今年80歳を迎えた春。その後も久しぶりにと私のライブにも遊びに来ましたが、それをとても喜んでいて、また一緒にという気持ちにもなっていたようでした。

4ヶ月が経ち、入院生活が長くなるにつれ、父の仕事関係者の方々、ご友人からのご連絡に、母がこれ以上この状況を隠しておけないと判断し、お一人ずつに対応するのも難しいことから、私が発表することに致しました。まずお世話になっている方々にもご連絡出来ず申し訳ございませんでした。私達家族もこの状況を受け入れる事に時間がかかりました事をご理解いただければと思います。

父本人、とてもがんばっています。面会時は笑顔も見せてくれます。

とくにカントリーの話になると、私の心配までしたり、あの人のギターのあのバッキングいいよね、あの人元気?なんて事まで話してきます。

年末年始、父もたくさんの方にご挨拶いただくのですが、このような事情でありますのでお返事が出来ない事ご理解いただければと思います。

私が音楽をすることの喜びを教えてくれた父に、精一杯聴いてもらいたいという思いもあり、私は変わらず音楽活動を続けていこうと思っていますので、今後とも坂本孝昭、坂本愛江をどうぞよろしくお願い致します。

坂本愛江

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